今年も年賀状の季節になりました。これまで使ってたParadox が Windows10 のバージョンアップで立ち上がらなくなってしまい、住所録からのデータ抜き出しができなくなりました。手作業での抜き出し作業はしんどいし間違いのもとです
OpenOffice にはワープロ・表計算の他にデータベース機能 「BASE」があるということで、以前から使いかけては挫折していた BASE に再挑戦してみました。
まず、CSV ファイルのデータを BASE にインポートしないといけません。
トップメニューで、既存のデータベースに接続でテキストファイルを選ぶとインポートはできたようなのですが、テーブルの編集ができません。そのままでもクエリーの作成はできるので別に BASE で住所録を更新管理するので無ければデータ編集の必要はないかもしれない。しかし文字化けがはなはだしい。
次に試したことが、CSV ファイルを CALC で開いて、データ範囲をコピーして、BASE のテーブルの名前の領域を右クリックして貼り付けてみた。無事インポートできて、編集もできるようになったが、文字化けは同じく酷い。でも文字化けを直す方法があった。
BASE(でなくても OpenOffice ならどれでもよい)のメニュー ツール --> オプション で、フォントの種類を選び、置換テーブルを使う にチェックを入れ、フォントの種類に例えば Arial そして置換候補に例えばMS明朝、などと入れて、右横のチェックをクリックすれば登録される。
以上で文字化けは無くなった。
最後にクエリーで条件を付けて抜き出したテーブルをエクスポートしなくてはならない。BASE のテーブルイメージでデータをコピぺで CALC に移してみたら、また酷い文字化けです。でもいろんな方法が BASE には隠されていた。
クエリーのアイコンをドラッグできるんです。それをCALC のテーブルにドロップすると文字化けしてないデータを移動できました。めでたしめでたし。
昨年Copy.comに乗り換えたのもつかの間、もうやめるそうです。またまた乗り換えです。幸いMicrosoftのOneDriveの25GBが殆ど空いてるのでこちらに移転します。SkyDrive からバージョンアップして同期したいフォルダーを選択できるようになったので、既にアップロードしてるファイルをまたリモートにダウンロードすることもなく、使いやすくなっている。これに関してはGoogleDriveより設定しやすいかもしれない。
今回の Copy の廃止は有料無料全てのようです。クラウドドライブサービスから撤退ということ。私はバックアップしておきたいファイルはたいした容量ではないので、無料で提供してくれてた分で十分だったんですが。先行き心配です。
SugarSync が無料サービスを止めました。とても重宝してたので残念です。悲しんでばかりも居られないので代替を探しました。GoogleDrive でも容量は余ってるのでそれでもいいのだけど、もっといいことがあるかもと、他の無料サービスを導入することにしました。いろいろ検討した結果、Copy.com にお世話になることに決めました。15GBと容量も魅力ですし、運営会社 Barracuda も信頼できそうです。
先に Asus のタブレットを買ったついでに AsusWebstrage を試しましたが、転送速度が甚だ遅く、しかも同期が出来てないにも拘らず「同期済み」になってしまうのでアンインストールしました。Copy も同期済みとなってしまう不具合が出ますが、再度立ち上げなおすと再同期が始まりますので大丈夫でしょう。アップロード速度も速いとは云えませんが、個人の実用にはなるでしょう。
SugarSync では ドライブのルートに散らばっていたフォルダや、別ドライブのフォルダ迄も同期できてましたが Copy は多くの他社のものと同じで、一つの親フォルダを同期フォルダと指定して、その下位に同期したい全てのフォルダ・ファイルを納めなければなりません。従って同期してる PC の全てで、散らばってたフォルダを Copy フォルダ下に統合することになりました。残念ながらシステムファイルである辞書ファイルは同期バックアップできなくなりました。
英語の説明しかなくてしかも簡単なものしかないので、使い方を会得するには少々時間がかかりました。以下、気がついたことを記しておきます。
Copy.com のホームページでアカウントを取得しておきます。ログインして menu タブをタップ、プルダウンメニューを開いて「install desktop app」からプログラムファイルをダウンロードします。インストール途中、Copy のメインフォルダーを聞いてきますので、指定します。デフォルトではおおかたのものと同じくマイドキュメント下になります。私は、深い位置にあるマイドキュメントは使いませんので変えます。ドライブを指定すればそのルートに Copy フォルダが出来ます。既に Copy フォルダがあればそれが使われます。
プログラムは 通常の C:\Program Files ではなく Application Data フォルダにインストールされます。windows7 なら C:\Users\username\AppData\Roaming\Copy です。変更は出来ないようです。ショートカットアイコンが見つからないときは、このフォルダ内の CopyAgent.exe のショートカットを作ってデスクトップにでも追加しておきましょう。
デフォルトでは PC オンと同時に起動します。プログラムアイコンはタスクトレイに入りますので、それをクリックして Preference タブで設定が出来ます。
PC の エクスプローラで表示させた Copy フォルダのサイズと、Copy.com が表示した使用容量が合致しません。同期されてないファイルがあるのか、圧縮されてるのか、ファイルサイズの計算方法が違うのか分りませんが、同期を取った 別の PC でサイズを確認しようとしたが、削除ファイル(フォルダ)が30日間保管されてて、完全削除が出来ない仕様みたいなので、利用分だけのサイズがわかりません。
また Copy フォルダ下の下位フォルダの同期チェックを外したら、何故か上位のフォルダから消えてしまった。どこかで操作を誤ったようです。Web Brouser で Delete したのかもしれません。幸い Restore したら PC の方も戻りました。ファイル復元の時間が早いのは、PC に改めてダウンロードするのではなく、FCB(File Control Block)を復元するからなのでしょうか?まだ動きがよくつかめません。
Thunderbird の左側フォルダーペインで「ローカルフォルダー」の文字の後ろに括弧括りで未読メールが一つ残ってるのに、メッセージペインにはそのメールが表示されません。以前にも同じことがあって、「フォルダーを既読に」してしまった。これで未読数は無くなったが、今回は本当にメールは無いのか気になったので、検索で探してみた。
ツールバーを表示させて、編集 -> 検索 -> メッセージを検索 で検索ツールウィンドを出して、検索条件に左から、「状態」・「が次と異なる」・「既読」と選んで検索ボタンを押すとなんと出てきました。既読にしなくてよかったネということです。これをローカルフォルダ以外のアカウントのフォルダーに移動すると、中身の無い0バイトのメールと本題のメールが無事現れました。メールソースを見ても原因になりそうな変なところも不明です。
次に再現したら、「クイックフィルター」で「未読」を試して見ます。再インストールしないと直らないのかな。したくないしなぁ〜
年賀状を印刷するのに、バージョンが古くなった筆王を OpenOffice に変えて数年になります。詳しい手順はここからテンプレ−トをダウンロードすると簡単です。そのテンプレ−トに連名を付け足したり、不要なフィールドを削除したりして自分に合ったように手直しします。
ところで、宛名フィールドは住所録 Calc からそのまま Word に取り込んだのでは氏名の文字間が詰ってバランスが悪いので文字間にスペースを入れたいのですが、既存の関数、例えば CONCATENATE とMID の組み合わせでは異なった文字数に合わせた処理ができません。そこで Calc にユーザー関数を作って登録します。
それには、住所録の Calc を立ち上げ、ツール -> マクロ -> マクロの管理 -> OpenOffice Basic と辿り、マクロの記録先を登録します。他のファイルでも使うかもしれないので、マイマクロ -> Standard -> Module1 に適当な名前をつけて -> 編集ボタンを押すとエディターが立ち上がりますので、次のコードを書きます。
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Function adspace(leng, char) ' leng:文字長 char:文字列
adspace = "" ' 初期化しないと何回も文字列が追加されてしまう。
for n=1 to leng
adspace = adspace + mid(char,n,1) + " " 'mid(文字列, 開始位置, 取り出す文字数) 関数名変数がそのまま戻り値となります。
next
x = adspace '「引数はオプションではありません」というランタイムエラーを防ぐ為。要らないようですが、next で終わるのが嫌なのでつけました。よく解りません
End Function
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一年以上前からgoogleのフリーメールをIMAP設定で使ってます。公用私用でいくつものメールアカウントをここに転送して一元管理できます。それとgoogleのメールサーバーとローカルPCとメールデータの同期が取れるので、別途にバックアップを取る必要は無いと考えました。
さらに欲張ってノートとデスクトップのメーラーThunderbirdのアドレス帳や設定を同期しようと、SugarSyncにThunderbirdのプロファイルフォルダーを登録して2台のPCを同期しました。その後Windows7の方でgmailのメールを受信しなくなってしまい、またgmailのサブフォルダーのいくつかがなくなっています。因みに他のPOP受信のメールアカウントやフォルダーは支障なしです。
慌ててWEBのGmailアカウントにログインして調べるとサーバーの方は無事で新着メールも来てました。次にもう1つのPC、WindowsXPを開けてみるとこちらは正常に動いてるようです。なのでWinXPのプロファイルを丸ごとWin7にコピペしてみましたが、Thunderbirdを立ち上げ直すとやっぱり駄目です。
その後Windowsのシステムの復元とThunderbirdの再インストールをやっても直らず、ついにThunderbirdをアンインストールしてPCに残っているプロファイルとプログラムフォルダーも全て削除してゼロからインストールし直しました。ただプロファイルの名前が変わるのは嫌なので空になったプロファイルフォルダーだけを残しました。
結局WinXPとWin7とではどこかが違うのだろうということにして、これからアドレス帳だけを同期できないか検討中です。便利にしようとした事がとんだ手間となりました。
ところで、Googleの転送サービスとThunderbirdのIMAP受信の組み合わせは便利なようでありますが、細かいところで不具合が出ます。
PCが固まったので電源ボタンで強制終了して再度立ち上げるとシステムトレイにコンピューターが保護されて無いと警告が出て、AvastのアイコンにXがついてる。Avastを開いてみるとライセンス期間の残り日数0になってる。満了日迄はまだ1ヶ月程あるんだがと時計を見ても合ってるし、とりあえず登録フォームに書き込んで送信したが「RPCエラーを検出しました」と出て完了しない。あちこち検索したが解決策が無く、Avastを再インストールすることにした。Avastの日本語サイトから無料版をダウンロードしてセットアップしようとすると、Windows から32bitプログラムじゃないと怒られた。再度ダウンロードし直しても同じ。
ダウンロードしたファイルをよく見るとサイズが明らかに小さすぎる。前のファイルを上書きしてダウンロードすると同じサイズで終わってしまうので、前のファイルを削除してまたダウンロードを試みるがとても遅いしサイズは前のとは変わってるがやはり180kb程と小さい。ダウンロードサイトを見るとAvastではなくSoftnicとなってる。
そこで窓の杜サイトで調べると古いけどAvastのダウンロードのリンクが付いていたので辿っていくとAvastの英語サイトが現れ、Free版はdownload.comのサイトへ案内された。こちらからは95MB程のファイルがダウンロードできた。Softnicのサーバーがおかしかったようだ。
とにかくPCは元通りになったがこれだけで数時間かかってしまった。何が原因でPCが固まったのかよくわからないままです。
Open Office の表計算ソフト(Calc)にはテキスト(.txt)ファイルを開くメニューが無くて、(.txt)ファイルを開くとどうしても「Writer」(文書作成編集ソフト)が起動してしまいます。Excelではファイルを開くとき、メニューでファイルの種類に.txtを選択できるんです。
それなら Writer で一旦開いて保存する時に「.csv」に変更出来るかと探したけどそれも無い。
しばらく諦めていましたが今日ふと思いついてテキストファイルの拡張子を「.txt」から「.csv」に変えて見ましたところ、「Calc」で開くときにデータ区切り処理を聞いてくるメニューが現れて、あっさり解決しました。
確かに (.txt)ファイルと(.csv)ファイルの中身は変わりありません。これまでの苦労が馬鹿のようでした。
クラウドと言うほど大げさではありませんが、ノートとデスクトップを使い分けるとか、私は無いですが自宅と出先で複数のPCを使うとかの場合、どうしてもデータの更新・同期と言う問題に突き当たります。幸いなことにFreeのサービスで同期をとってくれるサービスがいくつかあります。それらの使い勝手の感想を紹介します。あくまで私の環境での主観ですので悪しからず。
有名なところで私が知ってるのをあげてみました。このうち私が一番気に入ってるのは(1)の SugarSync です。他と一線を画するのは何といっても同期するフォルダーを自由に選べることです。システムフォルダーでも ProgramFiles、Outlook、など一部を除き同期(バックアップ)が出来ます。私はIMEのユーザー辞書ファイルを、置き換えは手動ですが、登録(バックアップ)してます。しかし他のものは同期フォルダーがデフォルトだけに限定されます。例えば Google Drive は「Google ドライブ フォルダー」 Drop Boxは 「Drop Boxフォルダー」 SkyDriveは「Sky Driveフォルダー」 内のファイル・フォルダーしか同期できません。一方 SugarSync はPC内のどのフォルダーでも自由に同期できます。しかも同期させたフォルダー内でも同期させたくない下位フォルダーを除外することも可能です。実にフレキシブルです。勿論「マジックブリーフケース」と言うデフォルトフォルダーもありますので他のものと同じような使い勝手も持ってます。使う必要は無いけど。
このうち最悪なのが SkyDrive です。「SkyDrive」 というプログラムを実行すると勝手に今までWEB上の SkyDrive にアップロードしていた画像とかをローカルのPCの SkyDriveフォルダーにダウンロードします。実は此処は同期やバックアップ目的でアップロードしたものではないので、もう同期(バックアップ)する必要は無いのです。PC内に2重のコピーを作ってドライブの無意味な消費にしかなりません。MicorSoftでは Live Mesh というソフトを提供してきましてその後継のように思えますが、同社からの気持ちのいいアナウンス、例えば Live Mesh を Sky Drive にアップデートしろとかがないのがなんかすっきりしません。同社のソフトは総じて、 OS=Windowsを自分のものだと思い上がりをして自由気ままに勝手に操作してるのでしょうか、Live Mesh もとにかく Errorが頻出します。使い勝手がいい訳でもないのでさっさと止めればいいんだけど「ただ(無料)で5GB」に惹かれ・・・ 今は Live Meshも Sky Driveもアンイストールしました。
ところで昨日、Dropboxifier と言うフリーソフトを知りました。これは、例えば「Google Box フォルダー」内に 同期させたいフォルダーを指定すれば、指定された元フォルダーがショートカットフォルダー?みたいに変わり、Google Box フォルダー内にターゲット?フォルダーが作られ、ローカルPC内で2つのフォルダー/ファイルが同期されるのです。その結果 WEBドライブとも同期されるという寸法です。SugarSync のような使い勝手が実現出来ますが、ファイルが2重になるので容量が倍になります。
Windows Vista 以降の Explore の機能を使っているようなので、一度指定すれば、このソフトを起動する必要はありません。同期してるフォルダー内の一方のファイル/フォルダーをを変更・削除すると直ちにもう一方のフォルダー内のファイル/フォルダーに反映されるので注意が必要です。同期を解消する時は DropBoxifier から指定を解除します。
とても便利なソフトですが、ベータ版となっていて導入する場合はバックアップを取って、自己責任でお願いしますとのことです。
ダウンロードと詳細は下記にて。
http://dropboxifier.codeplex.com/
http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20120605_536739.html