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古いプリンター VP-2600 を USB で Windows10 にインストール

3) VP-2600 を USB で正常プリントできました
2018年4月21日

  やりかけて上手くいかないのは気持ち悪いので、さらに色々検証しました。

  まず windows10 のプリンタードライバーのバグかどうかを調べます。幸い何でも処分せず取って置く性格ですので、windows2000 や WindowsXP マシンも健在です。XP の USB ポートに繋いで試してみましたところ、なんということか全く同じ状態です。あ〜ぁ! USB では使えないのか!

  普通はここでもう諦めるのでしょうが、しつこい私はさらに考えます。以前 LAN 接続のプリントサーバでこのプリンターを動かしていたのを思い出しました。プリントサーバーで動くなら USB 変換コンバータでも動いていいんじゃないの、という訳です。因みにこのプリントサーバーは2〜3年でポシャリました。

  それなら、安物コンバーターだから駄目だったのだろうか? 別のメーカーのを試してみる? でも中の回路なんて全て同じなんじゃないの? また金をドブに捨てるつもり? もっと確実な手段としてプリントサーバを買ってみる? でもプリントサーバは USB コンバータと比べると数倍の値段だ。そんなにして動かしたいプリンターでもないし、ヘッドピンだっていつまでもつものか? 故障したらもう修理はしてもらえないだろう。

  色んな考えが浮かんだのですが、毒を食らわば皿までと、又 USB コンバータコードを買うことにしました。今回は訳の分からないメーカーではなくて、ELECOM の製品にしました。UC-PGT というやつです。Joshin Web で送料込み 2,300 円でした。

  今日到着したので早速繋いでみました。バッチリです。あきばお〜 のものと違って USB コネクターを PC に挿すと音がしてデバイスを認識したとの通知があります。あきばお〜 のは PC 側には何の反応も有りませんでした。説明書にプリンター延長ケーブルやプリンター切り替え機を使わないようにとの注意書きがあったので、恐る々 USB デバイスサーバに接続してみましたところ、こちらでも無事正常印刷できました。

  ところでこの USB デバイスサーバとは、LAN に USB デバイス即ち、プリンターやスキャナーや外付けハードディスクやFAXモデムなどを接続するもので、PCに直接つながなくても遠隔操作ができるというものです。同時には無理ですが、複数のPCからも操作できます。今メインで使ってるのは BUFFALO の LDV-2UH で、ポートは2つしかありませんが重宝してます。USB FAX モデムもエラー無く使えてます。前に買った GreenHouse のネットワーク USB ハブもあり、これはポートが4つと多いのですが、FAX モデムとの相性?が悪く、モデムを接続した途端にブルー・スクリーン・エラーになってしまいます。

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2) VP-2600 は USB で正常プリントせず
2018年4月15日

  1行だけのテキスト出力では上手く行ったと思ったのですが、フォントを変えたり、行数が増えると変なところで改行するので、1行が途中で上下に分離してしまいます。プリンターやドライバーの設定を色々変えてみても改善しません。Microsoft の Windows10 添付のドライバーのバグでしょうか? 古いプリンターだからと Microsoft はまじめに対応する気はないのでしょう。或いは、USB <---> セントロニクス コンバータが原因でしょうか? とにかく残念です。

  ひとつ気になったことがあります。このプリンターで何度も試験していた翌日、突然全てのアプリケーションで全てのプリンターへの印刷ができなくなりました。印刷コマンドでアプリケーションがフリーズしてしまい「このプログラムは応答していません」の表示が出るようになってしまったのです。PCを再起動してもダメで、システムの復元で前のポイントに復元しました。無事復元出来ましたが、危ない危ない。プリントスプーラのサービスを点検すれば何とかなったのかもしれませんが、復元の方が手っ取り早いと思ったので。

  テキストエディターでフォントサイズを 10pt 限定ならなんとかなるかもしれません。あきばお〜 の USB <---> セントロニクス変換器のハードウェア固有の原因か? 全ての USB <---> セントロニクス変換器が使えないのか? Windows10 のプリンタードライバーのバグか? このプリンターの使い道は主にプログラムコードのプリントアウトです。手間は掛かりますが、印刷ファイルを WindowsXP や Windows2000 の PC に読み込んで、USB かセントロニクス接続で印刷するのは可能です。滅多にないシチュエーションですのでそれでもいいのですが。

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1) 古いプリンター VP-2600 を USB で Windows10 にインストール
2018年4月5日

  随分前から使用していなかった古い古いドットインパクト・プリンターを使いたくなった。このプリンター EPSON VP-2600 と云います。15 x 11inch の連続用紙が使えるもので図体がでかくて邪魔者でもあります。EPSON PC-386 用として買ったもので、発売日:1990年11月となってます。使用頻度も低かったので、今でもヘッドピンは健在で、インクリボンを詰め替えれは何とかなります。

  昔のプリンターなのでインターフェイスはセントロニクス・アンフェノール36ピンです。今使用中のPCにはパラレルポートは付いてないので、まずUSBコンバーターケーブルを調達しました。『あきばお〜』というショップで特価品で400円というのが見つかったので、ダメ元で注文しました。メール便で消費税含めて682円でした。コードが横付きという形も気に入りました。
  早速プリンターとPCのUSBポートを繋ぎました。当然の如くPCはプリンターを認識しませんが、プリンターの方はスタンバイの動きをします。とりあえず信号の交信はできている模様。そこで、

コントロールパネル ---> デバイスとプリンター ---> プリンターの追加 ---> プリンターが一覧にない場合 ---> その他のオプションでプリンターを検索 (の画面で) ---> ローカルプリンターまたはネットワークプリンターを手動設定で追加するにチェックを入れ ---> ポートにとりあえず LPT1 を選択して  次へ --->

と辿ってEPSONのドライバーを探すが、ここの一覧に VP-2600 はない。

  EPSON のウェブサイトでドライバーをダウンロードしようにも、VP-2600 は Windows OS でサポートされているとして、EPSON サイトでは提供してないという。困ってしまったが、更にサイト内をうろついて、 EPSON の製品OS対応情報 ---> ドットインパクトプリンター ---> Windows10 Creators Update ---> と辿っていくと、VP-2600 の項に 『※4: EPSON VP Series 1(136)のドライバーをお使いください。』と注意書きがあった。

  それではと、再度 Windows10 の「プリンターを手動設定で追加する」で EPSON をポイントして VP Series 1(136)を選択して次に行くも、ドライバーの場所を指定しろと云われてしまう。WindowsXP 迄は Windows OS に VP-2600 のドライバーは確かに組み込まれていたのにどういうことなのか。

  またまた検索して、やっと『Microsoft Update カタログ』というところで EPSON VP Series 1(136)ドライバーを見つけた。次のリンクがそれです。

http://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=EPSON%20vp%20series%201(136)

  ダウンロードしたファイルを解凍して、上記「プリンターを手動設定で追加」で行き詰まったドライバーの場所に、解凍フォルダー内の prnep304.inf を指定すれば、勝手にインストールが終わります。

  USBでプリンターを繋いだ時は、ポートは 『USB の仮想プリンターポート』を使うようなので、

コントロールパネル ---> デバイスとプリンター ---> EPSON VP Series 1(136) をポイント ---> 印刷ジョブの表示 ---> プリンター(p) ---> プロパティー ---> ポート(タブをクリック)

  と辿って USB 仮想プリンターの空いてるポートを選択し直します。これで無事印刷成功です。

  早とちりで迂闊な私は、エプソンサイトの プリンター対応表中 VP-2600 の注意書きを読み誤って、『※3: EPSON VP-930のドライバー』をインストールしてしまいました。プリンターは繋がったのですが、印字の先頭に 『STSM@EJL 1284.4 @EJL』なる文字が打刻されるのでおかしいと思いいろいろ検索しては試してみました。 それで分かったことはこの文字列はエプソンプリンターがエラーになった証に打刻されるようで消す方法は無さそう。

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