やりかけて上手くいかないのは気持ち悪いので、さらに色々検証しました。
まず windows10 のプリンタードライバーのバグかどうかを調べます。幸い何でも処分せず取って置く性格ですので、windows2000 や WindowsXP マシンも健在です。XP の USB ポートに繋いで試してみましたところ、なんということか全く同じ状態です。あ〜ぁ! USB では使えないのか!
普通はここでもう諦めるのでしょうが、しつこい私はさらに考えます。以前 LAN 接続のプリントサーバでこのプリンターを動かしていたのを思い出しました。プリントサーバーで動くなら USB 変換コンバータでも動いていいんじゃないの、という訳です。因みにこのプリントサーバーは2〜3年でポシャリました。
それなら、安物コンバーターだから駄目だったのだろうか? 別のメーカーのを試してみる? でも中の回路なんて全て同じなんじゃないの? また金をドブに捨てるつもり? もっと確実な手段としてプリントサーバを買ってみる? でもプリントサーバは USB コンバータと比べると数倍の値段だ。そんなにして動かしたいプリンターでもないし、ヘッドピンだっていつまでもつものか? 故障したらもう修理はしてもらえないだろう。
色んな考えが浮かんだのですが、毒を食らわば皿までと、又 USB コンバータコードを買うことにしました。今回は訳の分からないメーカーではなくて、ELECOM の製品にしました。UC-PGT というやつです。Joshin Web で送料込み 2,300 円でした。
今日到着したので早速繋いでみました。バッチリです。あきばお〜 のものと違って USB コネクターを PC に挿すと音がしてデバイスを認識したとの通知があります。あきばお〜 のは PC 側には何の反応も有りませんでした。説明書にプリンター延長ケーブルやプリンター切り替え機を使わないようにとの注意書きがあったので、恐る々 USB デバイスサーバに接続してみましたところ、こちらでも無事正常印刷できました。
ところでこの USB デバイスサーバとは、LAN に USB デバイス即ち、プリンターやスキャナーや外付けハードディスクやFAXモデムなどを接続するもので、PCに直接つながなくても遠隔操作ができるというものです。同時には無理ですが、複数のPCからも操作できます。今メインで使ってるのは BUFFALO の LDV-2UH で、ポートは2つしかありませんが重宝してます。USB FAX モデムもエラー無く使えてます。前に買った GreenHouse のネットワーク USB ハブもあり、これはポートが4つと多いのですが、FAX モデムとの相性?が悪く、モデムを接続した途端にブルー・スクリーン・エラーになってしまいます。
1行だけのテキスト出力では上手く行ったと思ったのですが、フォントを変えたり、行数が増えると変なところで改行するので、1行が途中で上下に分離してしまいます。プリンターやドライバーの設定を色々変えてみても改善しません。Microsoft の Windows10 添付のドライバーのバグでしょうか? 古いプリンターだからと Microsoft はまじめに対応する気はないのでしょう。或いは、USB <---> セントロニクス コンバータが原因でしょうか? とにかく残念です。
ひとつ気になったことがあります。このプリンターで何度も試験していた翌日、突然全てのアプリケーションで全てのプリンターへの印刷ができなくなりました。印刷コマンドでアプリケーションがフリーズしてしまい「このプログラムは応答していません」の表示が出るようになってしまったのです。PCを再起動してもダメで、システムの復元で前のポイントに復元しました。無事復元出来ましたが、危ない危ない。プリントスプーラのサービスを点検すれば何とかなったのかもしれませんが、復元の方が手っ取り早いと思ったので。
テキストエディターでフォントサイズを 10pt 限定ならなんとかなるかもしれません。あきばお〜 の USB <---> セントロニクス変換器のハードウェア固有の原因か? 全ての USB <---> セントロニクス変換器が使えないのか? Windows10 のプリンタードライバーのバグか? このプリンターの使い道は主にプログラムコードのプリントアウトです。手間は掛かりますが、印刷ファイルを WindowsXP や Windows2000 の PC に読み込んで、USB かセントロニクス接続で印刷するのは可能です。滅多にないシチュエーションですのでそれでもいいのですが。
随分前から使用していなかった古い古いドットインパクト・プリンターを使いたくなった。このプリンター EPSON VP-2600 と云います。15 x 11inch の連続用紙が使えるもので図体がでかくて邪魔者でもあります。EPSON PC-386 用として買ったもので、発売日:1990年11月となってます。使用頻度も低かったので、今でもヘッドピンは健在で、インクリボンを詰め替えれは何とかなります。