ぼろ家に住んでるととんでもないことが起こります。以前は放し飼いの猫が居たからか、倉庫に人の出入りが多かったからか、そんなことは無かったのです。その猫が亡くなって、また倉庫もあまり用が無くなってから、ネズミがうろつくようになって困ってましたが、今の猫を飼うようになってネズミの気配は無くなりました。

しかし、最近天井で物音がすることがたまにあります。大きな隙間？から懐中電灯で照らして覗くと、しっかりと確認できました。イタチです。

随分前、２０年以上前ですが、倉庫でイタチと鉢合せして後ろ足で立ち上がった奴と視線を合わせたことはあったんですが、天井への侵入は今回が初めてです。

昨日また壁の隙間を掻き登っていく音が聞こえ、丁度家の男の子(猫)が聞きつけ追っかけました。ややあって倉庫の棚の上でその子が際どいところまで追い詰めたようですが、素早さでは道楽猫の比ではありません。キキキーッと声を上げましたが、見事に猫パンチをかわして逃げ去りました。その先の行方が定かでありません。出て行ったのかどこかに潜んでいるのか。すぐ応援の猫を呼んだんですが、皆見つけられない様子。

そのうち諦めて戻ってきた男の子が臭いこと! 倉庫も酷く匂います。どうやら攻撃されたイタチがオシッコを振り撒いたものと思われます。酷いことになってしまいました。でもどうやら居座っては居ないようです。

イタチ対策は侵入されないように隙間を塞ぐことでありますが、無理なんです。

この夏にはスズメバチにも巣を作られ保健所の紹介業者を呼びましたが、こんな小さな巣でも思いがけない大出費となりました。右の写真

猫のいたずら - TVアンテナ線修理

2012・9・4  

一昨日テレビをBSに切り替えたら全く写りません。丁度にわか雨が降っていて雷も鳴ってましたので、電波が不安定なんだろうと諦めてそのまま忘れていました。昨日またBSが写りません。今度はTV操作メニューからアンテナを調べたら、「アンテナ線がショートしてます」のエラー表示。別の部屋のTVも写りません。

何がなんやらわからず衛星アンテナの所へ、それから目に見える配線を目視点検するも、線はすぐに屋根に上がっているのでその先は不明。目視できる所は特に変わった様子も見当たらない。最近は屋根に登る元気も無くなったので、もう一度さっき調べた別の部屋のTVを点けてみる。さっきは設定が不十分だったのか、今回はアンテナ電源をAUTOにすると写りました。

それならTVの不具合か？ で３２インチのTVを担いで階段を登りアンテナ線を付け替えひっかえを数回繰り返し、汗だくになってやっと屋外分配器からの線に問題ありと結論がでました。その夜気になって屋内の線を見てみると一部ケーブルの表面に凸凹のあるのを見つけ、ねじくり回すと映像が途切れます。よくよく観察するとどうやら猫の歯跡のようです。配線は家具の上に放り上げたままのええ加減状態で、確かに猫の居場所になってます。

随分前に何故買ったか忘れてしまった20ｍのケーブルがほとんど手付かずであったのでコネクターだけを買いにいくことにしました。翌日コネクターを調達して戻りましたが、窓から身を乗り出して配線を取り替えるのが面倒になって、件の部分を繋ぎ直すことにしました。７５Ωのインピーダンスの意味も判りませんが、アカンで元々と芯線を半田付けして、外側の網状線の重なりが頼りなかったのでアルミ箔で押え付け、ビニルテープでぐるぐる巻きにしました。

取り敢えず電波強度は出て、BSも映る様になりました。猫の歯を甘く見るなとの教訓を得て、早速、同じように猫がよく舐めてるぶらぶらしたままの100VのVUコードをステープルで固定しました。天井裏にも猫は入り込みますが、どうか銅線にまで歯を食い込ませないように願うばかりです。運が悪ければ歯が無くなり口を大やけど、それでは済まないようなことになるかもしれません。外に出さない猫達なので、ストレスが溜まるのでしょうか。放し飼いだった前の猫にはこんな事で悩まされませんでした。