2018 年 遠州灘 初日の出

2018年 1月 2日


緊張と期待の時

半分

水平線から離れる瞬間

浮き上がって終了

  今年は大晦日の夕方になって、天気予報で日の出が見れそうということで東へ、一番近そうな「道の駅潮見坂」に向かおうとしたが夕食後急に体調不良で断念。あくる日もまだ天気が良さそうなので、再挑戦して3時に出発。2日なら人出も少ないだろうと高を括っていたら、駐車場は満杯、場所を変えるには時間が無い。短時間だけと迷惑にならないように何とか車を置いて海岸へ。

  道中空が白み始めたとき南正面に雲がもくもくと湧き上がってて心配していたが、海岸に出ると東側は幸い水平線には雲が掛かってない。初日の出ではなかったけど、水平線からのきれいな正月の日の出は本当に久々です。


シャリンバイ

中田島砂丘

中田島砂丘

中田島砂丘無料駐車場

  浜松を通る国道1号線は海岸線沿いを長く走る。ここらは砂浜海岸で砂丘と呼ばれるほど。サーフィンをする人や釣りをする人がちらほら。砂丘も津波対策で防潮堤の建設工事中。砂丘の(てい)を残すため堤を砂で埋めているが頂の砂が風で裸になってしまわないのだろうか。景観と防災とのせめぎあいのよう。

  駐車場は砂丘の東端の方。西の方の公園・グラウンドにも駐車場が付属してるが、整地してなくてそこからは海岸方面には工事中で出られない。


天竜川河口

富士山

  有名な天竜川を見に行った。昔は遠州灘は天竜灘と呼ばれ、大嵐が頻繁に起こり航海の難所だったようだ。
  一番河口寄りの橋は有料橋です。橋を渡らないで河川敷きに出るのにひとつ手前の信号交差点で外れてしまい、回り道をしてしまった。河川敷を北上してふと目線を上げるとなんと富士山だ。富士山はいつどこで見ても感動だが、予期してなかったときは尚更だ。


遠州森町一宮駅周辺図

遠州森町一宮駅舎

国の登録有形文化財

掛川方面行(上り?)電車

  初詣の神社を「遠江国の一の宮」として探すと小國神社というのが見つかったので目指す。その途中一宮駅という案内標識が目に入ったので寄り道する。宿場町の「駅」のことかと勝手に思ってたら、天竜浜名湖鉄道という正真正銘鉄道の駅だった。鉄路が通ってると思ってなかったものだから。駅前の案内板に遠州森町とあったのですぐに「森の石松」が思い浮かんだ。連れの2人に話してもその名も清水の次郎長も知らないという。寂しい人と共に旅してることかな。

  駅舎はあるが、駅員さんがいる気配がない。この駅舎は国の登録有形文化財だそうです。1時間に上下各1本程の電車が丁度到着した。幸運に恵まれた気がした。


小國神社一の鳥居

小國神社二の鳥居

小國神社本殿(拝殿)

小國神社神徳殿

  小國神社の道順矢印に沿って行く。交差点で車が溢れている。歩道路肩に小國神社までの距離と時間を書いた看板が有り2時間以上とある。さすが一之宮か、単に駐車場が狭いのか。ナビの地図では上の方から下る道がありそうだが実際に通れるのか、通行止めになってはいないかと、冒険は止して並んだ。看板の数字は正しかった。どうしてもお参りしたい訳でもないのだから、試してみるのも面白かったと後悔した。帰り道観光バスとすれ違った。やっぱり有名なのだ。

  大勢の人を捌く為、拝所賽銭箱の上からちっちゃい鈴を付けた細い紐をこれでもかと十数本もぶら下げてある。これでは隣の人と肩が重なります。因みにこの紐を鈴緒(すずのお)鈴を本坪鈴(ほんつぼすず)と言うらしい。ところでお賽銭はいくらが相場?半世紀前は10円でしたが、さすがに気が引ける。覗いてみると10円玉もまだまだ現役でした。

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